歯がズキズキする
歯がズキズキと痛む原因は大きく3パターンあります。一つは虫歯です。虫歯になると歯の神経への刺激が痛みとして伝わります。冷たい物がしみる、温かい物がしみる、甘い物がしみる、酸っぱい物がしみるなどがあります。何もしなくてもズキズキする場合は虫歯がかなり神経の近くまで進行している可能性があります。
二つ目は夜間寝ている間の歯軋り(はぎしり)や食いしばりによるものです。本来歯は上下で垂直的に噛む分には問題ありませんが、水平的に揺さぶられるような力が長時間かかる事に対してあまり強くありません。長時間強い力で噛み締める、歯軋りや食いしばりによって歯の中の神経が過敏になるとズキズキする痛みが出ることがあります。起床時などに特異的に症状が現れる事が多く、神経が過敏になっているので冷たい物がしみやすくなる事もあります。
三つ目は歯周病によって歯を支える骨が減ってくると歯がグラついたり、浮いているような感じがしたりします。その時に強い力で噛んだりするとズキズキと痛む事があります。